アンタエウス（サディア）のビン交換

　本日は2023年6月頃に初令で投入した菌糸ビンの交換を行いました。使用している菌糸ブロックはオリジナルのシワタケ菌になります。このシワタケ菌はヒラタケよりも腐朽力が強くカワラよりも弱いというイメージで使用しています。

　サディア産の種親は有名SHOP様から仕入れた90.1㎜×51.0㎜、50.5㎜、50.0㎜です。この兄妹には96.2㎜がいるのでかなりの力を秘めていると思います。今回は１サイクル目のブリードとなりエサの違いがどれくらいの抑えになってしまうのか気になるところです。メス３頭いればどれかは当たるだろうという期待で数を揃えています。

　800ccに400ｇだけ詰めて喰いあげた状態です。

　３令初期で取り出すイメージでしたが中期ぐらいでしょうか。他の産地やラインも同じようにしていますが１０ｇ以上重さが違います。大体18~20度での管理です。交換したボトルは1500ccと3000ccです。去年９０㎜を超えたコタン産がエサ慣れした手ごたえがあり本命だと思っていましたが、明らかにそれを超えている感じがしています。もちろん羽化してみないことには解りませんが、期待は大きいです。この次の世代でエサに慣れた感じで上がってきた時のことを考えるととても待ち遠しいですね。まずは無事に羽化してくれるようにしっかりと管理をしたいと思います。