菌糸を詰める
菌糸ビンに菌糸ブロックを詰める道具は色々と使いやすいものが販売されています。
こういった道具があるとかなりの圧力を掛けて詰め込めます。
菌糸ブロックを詰めるときに使用する道具です。
使用する菌糸ビンや容器は必ずアルコールで消毒するようにしましょう。
カビの対策にもなりますし、雑菌が混ざらないということは劣化もしにくいというこになります。
詰め終わったらタイペスト紙を挟み蓋をして菌が回るのを待ちます。
大体7~10日で使用が可能な状態になります。
水分が気になる場合は蓋をする前にガーゼや不織布を被せ輪ゴムで止めて2~3日ほど寝かせましょう。蓋よりも口が大きい分だけ水分を飛ばせる量も多くなり調整が可能です。そのような手間を省くために最初から水分量48%くらいで仕込んでいるキノコ屋さんもありました。当店の場合は一般的な52%前後です。保管庫で30日ほど寝かすことがありその時の水分調整用で少し多めにしています。寝かした菌糸は分解が進み食べごろになっています。
水分が多いと画像のように蓋に水滴が付きフィルターの通気を悪くしてしまいます。幼虫が入っている場合は酸欠になる恐れがありますので必ず水分は拭き取るようにしましょう。