国産オオクワの菌糸交換
本日は2本目へ交換の続きです。
7月中旬~7月下旬に初令を入れた菌糸ビンで残りが30%くらいになったものを交換しています。
本日の最大はこちら!
7月22日初令投入→11月4日(40g)です。
800cc一本のエサで40gに到達するものなんですね。
そういえば大型ヒラタも800cc一本で50gとか行ったりしますからね、ってことは、そういう時代が来るかもしれないってことですかね、このまま今のやり方を続けていても限界が来る可能性はあるってことも考えられます。
大型の幼虫だと無事に羽化しにくい、無事に蛹化出来ないのは巨大になりすぎたからなのか?
私の考えではそれが一番の原因ではないのではと考えています。そもそも昆虫の脱皮、変態は、脱皮ホルモンと幼若ホルモンにより制御されています。このホルモンバランスに重点を置いて今後の保管環境を考えていこうと思っています。大型化しすぎたせいでホルモンバランスが崩れた・・・ことも一理あるかもしれませんが、自分自身で制御できなくなるほど巨大化するのかも疑問です。その分成熟期間があれば無事に蛹化できたのではないのか、低温用のキノコを使用したことで低温のまま蛹化を強いられ上手く蛹化できなかったのではないのかなど色々と疑問はあります。今後は温度の変化がホルモンに作用して蛹化するシステムを変えないようにまた無理をさせない蛹化環境を探ります。